マレーシアのガスパイプライン爆発

災害からの復⁠旧⁠に向⁠け⁠て近⁠隣住⁠民⁠を支⁠援し⁠たAmirul⁠さ⁠ん

アミルルさんと妻のイザッティさんがソファに座り、カメラに向かって微笑んでいます

2025年4月1日の朝、マレーシアのプトラハイツにある自宅でAmirulさん一家が断食明け祭の2日目をお祝いしていたとき、大きなエンジン音のようなものが鳴り響きました。窓から外の様子を確認すると、炎があがっているのがわかりました。建物の揺れを感じたAmirulさん一家は、考える間もなく、危険から逃れるために着の身着のまま娘を抱きかかえ、家から飛び出しました。近くでガスパイプラインが爆発し、火災が発生したのです。この事故により、500人以上が避難を余儀なくされ、150人が負傷し、81棟の家屋が全壊しました。

包帯が巻かれた子どもの両足の画像です

Amirulさんと親戚の方々は、火災でII度とIII度の火傷を負いました。

Amirulさんは、妻とその家族とともにプトラハイツに住んでいました。爆発が起きたとき、Amirulさんは妻と義父母、そして9人の親戚の方々と一緒でした。全員逃げることはできましたが、II度とIII度の火傷を負ったのです。自宅を失った一家は、病院と地域の避難所に離れ離れで過ごすことになりました。そんなとき、AmirulさんはAirbnb.orgを通じて提供される無料の緊急滞在先について知り、家族とともに地元自治体による長期的な解決策を待つ間、1か月間の長期滞在を予約しました。滞在先は病院から近かったので、Amirulさんと親戚の方々は火傷の治療のために病院と滞在先を行き来することができました。

「家は安全で安心でき、何も心配せずに過ごせる場所です」

夕食の席に集まったアミルルさんの家族の画像です。テーブルには料理が並べられています

スーパーホストであるAmirulさんは、すぐに緊急滞在先を予約することができましたが、同じく避難所に滞在していた近隣住民の多くは、Airbnb.orgのことをよく知りません。そこでAmirulさんは、脚の火傷のために車椅子が必要な身だったにもかかわらず、地元コミュニティの集会に出向き、Airbnb.orgについて近隣住民の方々に伝え、無料の緊急滞在先を利用できるよう登録手続きを手伝いました。

車椅子に乗ったホストのアミルルさんが、エアビーアンドビーのマティンさんと話しています

「このような状況の中、ホストとして、災害対応プロセスを通じ自らコミュニティを導く責任があると感じました」

Airbnb.orgでの滞在を終えた後、Amirulさん一家は同じ建物内の別の住戸に移りました。Amirulさんは仕事に復帰し、ご家族は日々回復に努めています。一家はプトラハイツで再建を目指す予定です。

取り組みにご⁠参⁠加く⁠だ⁠さ⁠い

グローバルコミュニティに参加して、支援を必要とする方々に緊急滞在先を提供しませんか?

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すべての滞在にス⁠ト⁠ー⁠リ⁠ー⁠があ⁠り⁠ま⁠す

被災された方々や支⁠援⁠活⁠動⁠を行⁠っ⁠た方⁠々⁠のス⁠ト⁠ー⁠リ⁠ー⁠をご⁠紹⁠介し⁠ま⁠す⁠。